銀の双子
□5話
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広い廊下に2人の歩く音だけが響く。
ピタッ
足音が止まった。
ス「ここだぁ」
「結構遠いのね」
ス「我慢しろぉ。右隣が俺で左がルッスーリアだ。前がマーモンで右斜めがレディ。左斜めがベルの部屋だぁ」
見事に幹部の部屋が集まっている。
「ふーん。わかったわ。ありがとう」
ス「気にすんなぁ」
「とりあえず…部屋に入ってもいいかしら?」
表情には出ていないが早く部屋を見たいご様子。…小さい子供のようだ。
ス「いいぞぉ」
その返事と同時に部屋のドアをあけた。
「わぁ…」
部屋の中に広がっていたのは…。