SOS団と5人の少女

□まさか、二次元の世界に行くなんて、夢にも思ってなかったわ byハルヒ
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〜キョンside〜

「……あ?」

どこだ?ここ。

公園?

「って、おい、起きろ。」ユサユサ 「……ん?キョン?って、ここどこだよ!?」

で、全員起きました。

「朝?」
「みたいだな。」
「だから、ここはどこだよ。」

あ、学生が……そうか、今は通学中か。

「制服が真っ白だな。」
「え!?」

……あの制服、何かで見たような……

「あ!!」
「どうした!?キョン!?」

思い出した!!

「ここ、「ここ、魔法少女まどか☆マギカの世界よ!!」 先に言われた!?」
「魔法少女まどか☆マギカ?」
「そ、2年くらい前にテレビで放送していたアニメよ。」
「俺も見させられたよ。鬱アニメだった。」
「そうか。」

映画のチケット買わされたっけ。

「じゃあ、ほむほむの手助けをするのね。」
「だれ?」
「ま、詳しい話は後で。とりあえず、空き地に家を建てな いと。キョン、よろしく。」
「じゃ、空き地に行くか。」

〜空き地〜

「ここでいいか。」
「そうね。」

よし、早速……

あれ!?

「力が弱まっている……いや、制限がかかっているのか? 」 「「「「え!?」」」」
「いや、家を建てるくらいなら大丈夫だ。だけど、人間の 存在を消したりとか、そこら辺が無理だ。」

よし、家を建ててっと。

「よし、完了。」
「結構いいセンスね。」

じゃあ、最近引っ越してきたという感じで……

無理か……

「長門、力を貸してくれ。」
「了解。」ブツブツブツ

たぶん、長門も力が弱まっているだろう。

そこは何とかしないとな。

「そういえば、キョン君。」
「何ですか?」
「気のせいだったら、悪いですけど、背が低くないですか ?」 「へ?」
「あと、一通君と古泉君も。」
「「なっ!?」」

……確かに目線が低い。

165、6辺りか?

そうか、だから力が制限されてたのか。

「そうだな。中学生辺りか?」
「そうね。言われてみるとそれくらいね。」

そうか……

「じゃあ、入りましょ。」ガチャ

ま、部屋も人数分+α作っておいたしな。

「じゃあ、これからの行動を説明するわ。」
「さっさと説明してくれェ。」
「とりあえず、キョン、古泉君、一通君はこの世界の中学 校、見滝原中学に編入してもらうわ。」
「「はっ!?」」

あぁ、そういうことか。

「えっとね、魔法少女まどか☆マギカの主人公は、鹿目ま どかって子と、暁美ほむらって子よ。」 「ほゥ。」
「で、他に美樹さやか、佐倉杏子、巴マミの三人が重要な 子達よ。」
「では、その魔法少女達を支援すれば良いのですか?」 「いえ、佐倉杏子って子は学校に行ってないの。」
「何でた?」
「長くなるからまた後でね。……で、まずは巴マミって子 を支援して。」
「他の三人は?」
「えっと……あー!もうアニメの内容話すから聞いてて! !」

〜説明終わり〜

「で、説明し終わったところで……って、泣くのはあとに してね、みくるちゃん。」
「はい。」グスッグスッ
「主人公が魔法少女になるのが最終話って、どうなンだ? 」
「ま、感想は後でにして、まず、キョン達はマミさんを生 かすように努力して。」

ま、死ぬ所が解っているから楽勝だな。

「了解しました。」
「で、さやかちゃんは、魔法少女にしないで。あの子は、魔法少女になったら、暗い未来しかないから。」
「で、鹿目って奴は」
「魔法少女にしちゃ駄目。私達が束になっても瞬殺される ような魔女になるわ。」

……10日もあれば地球を死の星に出来るくらいだからな 。

「で、余った私達は夜から朝までまどっちの家でQBから まどっちを守るわ。」
「なぁ、俺達にも見えるのか?」
「とりあえず、有希。」
「解った」ブツブツブツ

そうか、そういえば、普通は見れないんだったな。

「これでインキュベーターが見える。」
「ありがと。じゃあ、今日の夕方から張り込みスタートよ 。」 「解りました。」
「で、キョン達は明日から転入って事で。」
「急だな。」
「なるべく、ほむほむと同じ時に転校したいの。ま、明日 ほむほむが来なかったらその次の日まで転入は持ち込みよ 。」
「了解しました。」
「じゃあ、キョン達は下見に行ってきて。有希はキョン達 を転入させるように操作して。」
「解った。」ブツブツブツ

便利だよな。情報操作は。

「よし、行くか。」

〜夜、まどかの家の前、上条side〜

「とりあえず、ここで張り込みをするか。」

しかし、張り込みって暇だな。

「……来た。」
「はやっ!」

あの白い獣か。

「とりあえず、殺るわよ。」スッ

ルーンを出した。

殺る気か。

「『光と闇よ。その形は剣、その役は破壊と守護、その力 をここに表せ』」ヒュゥゥゥ

光と闇の剣か。

久し振りに見るな。

「行くわよ。」
「はい!」

よし、行くか……って、何だ?あの子は……

「やっぱりほむほむが来るのね。」 「どうします?行きますか?」 「まぁ良いわ。行くわよ。」シュン

着いた!

「死になさい、インキュベーター。」
「えっ?」サク

ち、躊躇なく瞬殺かよ……

「さて、来たわね。」
「何者なの?あなた達は。」
「そうね、一応インキュベーターの敵といっておくわ。」
「え?」
「みくるちゃん。」ボソッ
「はい」シュン

って、目的を達成したらすぐに去るのかよ。

「おい、何か驚いているぞ?」
「いいのよ。それに、あの子は時間停止してくるから多分 追ってくるわ。有希、見えないようにして。上条君はみく るちゃんと帰って。」
「了解。」ブツブツブツ
「行きます。」シュン

って、もう終わりかよ。

〜ハルヒside〜

とりあえずはこのまま、QB狩りね。

「有希、行くわよ。」
「解った。」

ほむほむは帰ってるわね。

「来た。」
「行くわよ。」

気付かれる心配もないから安心ね。

「死になさい。」
「ま」サク

結構楽しいわね、これ。

「もう近くにインキュベーターの存在は確認出来ない。」
「有希、帰りましょう。」

〜キョンside〜

「ここが見滝原中学か。」
「な、なんと……」ポケー
「ぜ、全体ガラス張りかよ……」ポケー

ま、そりゃあ驚くよな。

ん?

「オイ、あそこに居るのって」
「鹿目まどかだな。」
「では、横にいるのが」
「美樹さやかだな。」

なるべく見つからないようにするか。

「よし、帰るぞ。」
「よろしいのですか。」
「ま、明日顔見知りになればいいさ。」
「飛ぶぞ。」ビューン

〜SOS団の帰宅後、第三者視点〜

「とりあえず、現状報告ね。」
「俺達は見滝原中学を見てきた。迷うことはないな。」
「で、私達はQBを2体狩ったわ。」 「そういえば、ルーンの枚数は大丈夫か?」
「今のところ、コピー用紙で代用してるわ。」
「そうか。」
「なら、明日は早いから寝ましょ。」
「よし、寝るか。」

そして、キョンの部屋から、声が聞こえたとか、聞こえなかったとか
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