小説

□変態的ナチュラリズム
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「え?何がいーの?こっちはよくないんだけど」


「分かったョ。もうズボンでいいアル」


「おー。流石は俺の「だって銀ちゃん嫌がるでしょ?」


銀時の発言をさえぎり、神楽は銀時に問いかける


「は?何言ってんのお前?」


「銀ちゃんは、私の脚を他の男共に見られるのが嫌だからだだこねてるんだロ?」



「なっ!俺はただ親目線で言ってるんであって…」


「違うネ」


「違うって何を根拠に…」


「顔に出てるアル」


「え?まじで?」


「ぶっ、引っかかってるアル」


「違っ違うから!わざと引っかかってやったの!」


「じゃあ、これで遊びに行ってくるアル」


「行かせねーっつてんだろ!」


「何でそんなに必死アルカ?たかが、ガキの脚なんて誰も見ないネ」


「ガキの脚でも見る奴は見るの」


「例えば銀ちゃんとか?」


「そうそう。俺とか…って何言わせてんだ!」


「銀ちゃんにならいいアルよ…ほらっ」

神楽はスリットの部分をちらつかせる

「……か、神楽それって…」

銀時は一回も目を瞬きせず、全開に目を開かせガン見させていた


「銀ちゃん…鼻血出てるョ…」


「演出だバカヤロー」


「銀ちゃん。私知ってるアルヨ。私がスカートのチャイナ服の時いつも脚をガン見「あーうっせぇぇぇ」


「あと、ついでに言うとお風「ぎゃあああああ」


「寝てる時「うわぁぁぁぁああ」


「私は全部知っているネ」


「すみませんでした」


「でも、銀ちゃんがそこまで言うなら私このままずっとズボンでもいいアルョ?」


「お!俺は別にそんなんじゃね「銀ちゃん?」


「いい加減素直になるヨロシ」


しばらく万事屋に沈黙が続く



「……なるべくズボンをはいて欲しいです…でもな…」


銀時は意を決して語り出す


「でも…?」


「たまにはスカートはいてもいいぞ。俺にお前を縛る権利なんてねーしな」


「銀ちゃん…」


「あと…」


「?」


「おめーが、ズボンだけになると、俺まで神楽の脚が見えなくなっちまう…。あ、でも万事屋にいる時だけはスカートでいてくれれば他の野郎共には見られねーし俺だけ見れて効率が…グハッ」


一発銀時の腹に神楽の懇親のパンチがクリティカルヒットした


「うっせー変態!素直になりすぎネ…」




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