美世界

□君となら…
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それから俺は小さな希望と共にいた。
暁について教え、それに入ると言ったら笑顔で「貴方と一緒なら、何でも出来るよ♪」と言っていた。









「全員集合しろ。これより新入りの紹介を始める。」
「先輩方初めましてッス!!俺はトビって言うッスよ!」
「初めまして、私はリンって言います。よろしくです!」
「俺は暁のリーダーのペインだ。」
「私は小南よ。」
「俺はイタチです。」
「私は鬼鮫と言います。」
「角都だ。」
「俺は飛段。」
「サソリだ。」
「おいらはデイダラだ!うん。」
「ボクハゼツ。」












暁を辞め、鷹になった時も小さな希望は俺の隣にいた。



「何故俺にいつまでも付き合う?」
「私がいないと貴方が悲しむからよ♪大丈夫…ずっと私は貴方の味方。」
「……あぁ、そうか…。」














リンがいれば、それで良かった。なのに何故こんなに辛いんだ?俺はこの小さな希望と共に生きていければ良かったはずなのに…。何が駄目なんだ?
解らない。
解らない。
解らない。
解らない。
解らない。
解らない。
解らない。解らない。解らない。解らない。解らない。解らない。解らない。解らない。解らない。解らない。解らない?
そもそも俺は何を知りたかったんだ?
それすら解らない。解らないまま過ぎていく時間から逃れたかった。
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