ぶっく〜
□☆★オブラブ!A
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あの日以来俺は高尾の事が気になりときどき彼の家に訪ねる様になった。
「高尾。鍵が空いてるのだよ。」
「ん・・・」
夕方に来たというのに高尾はベットの中にいるようで
「まったく相変わらずの汚い部屋なのだよ。この前来た時となにもかわらないのだよ。しっかり飯はたべているんだろうな。」
「んー・・・バイト先とかでなー」
高尾は漸く起き上がると寝ぼけた顔でそのまま流しに向かった。俺はその姿に今日こきた目的でもありずっと言いたかったことを俺に背を向けてる状況でいった。
「高尾。お前・・・俺の家にこないか?」
振り返り相変わらずの間抜けづらで驚愕しているようだ。そして手を俺に翳し首をふった。
「ちょい真ちゃん。真ちゃんの家に住むなんて無理にきまってんじゃん。俺家賃とか払えねぇし」
「出世払いにしてやるのだよ」
「俺が出世するようにみえんの〜?」
「・・・高尾。俺はお前が心配なのだよ。」
「・・本当はなにが目的なの?」
高尾は目を細め口元を釣り上げて笑いせっかく素直にいったはずの俺は焦りを覚えた。
「!!そんなんじゃないのだよ。ただこう毎日通うぐらいならいっそ傍に置いといた方が手間がかからないから・・・」
「へ〜・・・じゃあ、家賃代わりに抱いてもいいよ?」
「は!!?」
「あーでも毎日はだめね。俺痔になっちまうし。」
「いやそうじゃなくてなに言ってるのだ・・」
「俺もう出ないと。支度したく。」
俺が驚愕しているのに高尾は相変わらずの調子で支度を再開してしまった。
それからしばらくして高尾は俺の家に住むようになった。