お話し

□短編
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ミステリーパロ



鬼灯…探偵
桃太郎…被害者
白澤…犯人
閻魔大王…外野



鬼「つまり、犯人は被害者である桃太郎さんと親しく、桃太郎さんが寝る時にふんどしをしない習慣を知ってた人物です。」
閻「何それ、知りたくないよ!」
鬼「(ドゲシ!)あなたは黙ってなさい!」
白「つまり僕ってこと?」
鬼「ドン引きですが、知ってたのですか?」
白「仕方がなかったんだ…。僕が毎日頼んでるのに、彼は…桃タロー君は…Tバッグを履いてくれなかったんだ…。おかしいだろ?!ふんどしとTバッグなんて同じようなものじゃん!」
鬼「だからあなたは寝ている桃太郎さんに履かせようと寝室に忍びこんだのですね?」
白「そうだよ…そしたら途中で目が覚めて…抵抗されてもみあっているうちに…」
鬼「誤って殺してしまったと…」
閻「パンツ履かそうとして殺人なんて変だよ!」
鬼「確かにそうです。死因は鈍器による撲殺です。凶器に使われたのは私の部屋のクリスタル○トシくんです」
閻「まさか罪を…」
鬼「罪を私にきせようとしたのですか?」
白「……許せなかった…。僕がこんなに親切にしてるのに、2人で現世に梨狩りに行くなんて…。鬼灯なんか僕と仙桃食べるのも嫌がるのに…」
鬼「桃太郎さんはどうかわかりませんが、私は親切にされた覚えはありません」
閻「結局動機はなんなの?桃タロー君にふんどし履かせたかったの?鬼灯君に罪をきせたかったの?」
白「それは…」
鬼「その辺は私がうまくまとめます。大事なのは犯人の自白と証拠です。」
閻「さすが有能な鬼灯君!」
白「ちょっと…」
鬼「さあ、刑事さん連れていってください」
白「僕にもしゃべらせて…」



こうして桃太郎ふんどし殺人事件は幕をおろしたのだ…
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なんだかすみません…急に書きたくなった
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