神様の悪戯

□褒め称えよう
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マジでか。え、マジ?大マジ?

なんでべるぜバブ?てかこういうことって有り得るの?

前世の記憶有りで生まれ変わったらべるぜバブの世界でしたー!!って・・・

アッハッハッハ!!

・・・笑えるか!!

ちょい待ち、べるぜバブってベル坊がビリビリーでぐわ〜の危ないやつ?(←天パってる)

で、主人公が目の前の男鹿辰巳!?

しかもご近所さん!?仲いい感じ!?

何コレ。神様、嫌がらせですか?

あたし何か悪いことしましたか!?


そんなあたしの葛藤を知るわけもないお母さん方は
あたしと男鹿辰巳を砂場へ行かせ、見守りながら喋り始めた。

男鹿辰巳はというと、一緒に作れとも言うようにあたしにスコップを渡し、砂山を作り始めた。

おぉ、イカン。ちゃんと子供らしくしてなければ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ザクザクとスコップを使って砂山を作っていく。大分大きくなったと思う。

すると、男鹿辰巳はニヤっと、そう・・・悪戯をする前の子供の顔をして、あろうことか・・・

砂山を足で無残にも崩した。

おっとー、何をしているんだ君は。

しかも崩し終えたときのあの清々しい顔。

あぁ、男鹿辰巳は子供の頃も原作通り暴君だったのか。


こういうときは泣いたほうがいいの?

いや、あたしは案外負けず嫌いだ。

な気もしないあたしを男鹿辰巳は悔しく思ったのか、今度は砂をかけてきた。

・・・目に入ったぞコノヤロー。


あたしも負けじと砂をかける。

そしたら砂のかけ合いデスマッチが行われちゃって・・・。

お母さんたちは流石に焦って止めに入ってきた。

怒られてもムスッとしている男鹿辰巳。

スゴイな、泣かないのか。

そこは素直に・・・


褒め称えよう
(砂だらけになっていた帰り際)
(バイバイと手を振ると)
(振り返してきた暴君)


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レイさん主人公と、初対面。                                                    
 

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