始まりの華

□日常から非日常へ
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私の名前は闇埜 雪。
普通ーな世界で普通なフリをして暮らす高校生。
現在16、普通ならば友達とはしゃぎながら学校帰りに遊びに出かけたり、アルバイトしたり、友達と恋愛話でもしながら家に帰ったりするのだろう。
でも、私は違う。いや、友達がいないとかいうことじゃないよ?
うん、普通なフリをしてるって言ったじゃん。…まあ、普通なフリさえしてれば、最低限の人数とは話せるよ。
でもね、普通とちょっと…いや、結構違う考え方を持った私は、帰りに遊びに出かけたり、恋愛話をするなんて、出来ないんだよね…。

そのせいで、いつも悩み続けていた私が、唯一興味を示したのは…

アニメ、漫画、小説、映画!!

そんな私が、某少年漫画雑誌の発売日に早く家に帰ろうと早歩きで歩いていたら、
トラックに轢かれそうになっている犬を見つけたんだ。
…その後は考える暇もなく気付いたら、犬の前にきて、犬を必死に守ろうと抱きかかえていたんだ。

そして、想像もつかないような痛みが体を襲い…気が付くと、私は森にいた。

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