黒子のバスケ〜easy play〜

□2.うぐっ…腹が…(棒読み)
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しかし、内容を知っていく度に俺の眉に皺がよるのが自分でも分かる。
だって内容が内容だぜぇ?

要するに…


「俺に帝光中バスケ部のコーチをやれと?」

テーブルを挟んで俺の前のソファーに座る、熟成トマトを見た。熟成トマトは静かに頷いた。

…チッ


何でこの俺がんなめんどくせぇことをわざわざ自らしなくちゃなんねぇんだよ。つか、


「バスケ部にはちゃんとしたコーチがいんだろ。そいつにいつも通り任せときゃいいじゃねぇか」


高級感溢れるふかふかのソファーの背もたれに体重をかけて、背中を預ける。
すると、校長は言った。


「バスケ部のコーチをしていた先生が家庭の事情で退職した。…そうなれば、コーチをする人がいなくなる。そこで君にしてもらおうと考えている」


…嫌がらせかよ。めんどくせー。めんどくせー。
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