黒子のバスケ〜easy play〜

□3.どーも。きゃー、こっち見んなよ。はずいー。(棒読み)
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でかくて重い扉をガラガラガラ…という音をたてながら開ける。


真剣な顔や疲れた顔で走っていた奴もシュートの練習をしていた奴もドリブルとかの練習や1on1をしていた奴、マジで偉そうに命令をしていた奴の視線が自然とこちらに向く。


え、何これ。やだ、怖い。一体何の羞恥プレイだよ。

男の視線をジャックしてもおもしろくもなんともねぇんだよ。つか、なんだよここ。イケメンの倉庫じゃねぇか。うわ、イケメンとか爆発しやがれ。

扉を開けたまま、イケメンたちを嫉妬のあまり睨み付けながら周りを見回してみると、こっちに全力疾走してくる紫と緑が見えた。



…何アレ。もしかして、俺のとこに来てる?てか、こえぇ。190cm以上のでけぇ男が2人もこっちに″全力疾走″してきたら、怖い以外に感じれるものはねぇな。



「よォ。真ちゃんにあっちゃ…ぐはぁっ!!!!」
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