□幼児化B
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「......これが、ここに来る前の経緯だ。彼が大泣きしてしまったので、認めざるを得なかったらしい。」
「で、結局あの子は何者だ?」
「あの後、皆であの子供は本当に諸葛亮かと思い、色々聞いてみたら、諸葛亮のぷろふぃーるまんまだったので、あの子は本当に小さくなった孔明だと気付いたのだ。」
「ぷろふぃーるって...(汗」
(おのれ司馬懿、またわしに黙り、ストーカーしおって...わしは夏候惇に愛してるの一言すら言われず逃げられておると言うに...(怒)
「お前なんか変な事考えていないか。」
「べっつに〜〜??」「返事がキモい。」
「まぁ、周泰の場合は、『幼児化@〜A』を読めば分かるとして「何省略してんだよ。」全員、三人が何故小さくなったか分からんのか。」
「無視かよ。」
劉備のツッコミを無視した孫堅は、「しかし...、」と言いながら、同じ部屋で遊んでいる、幼い張コウ達を見る。曹操と劉備も、彼らを見る。その光景は...
「しゅうたい兄さん、大好きです!」
「......!?(照」
「おや、諸葛亮、いきなりしゅうたいに告白するとは、大胆ですね。」
「...えっと...(焦」
「しゅうたい兄さんは?僕のこと好き!?」←目ぇきらきら
「......す、好き...だ...。」
「!やったぁ!!僕も!!」
孔明、周泰の口にちゅっ
「!!!//////」
「おぉ、これはもしや、亮泰か?」
ほのぼのとした(?)光景をみて、孫堅達は...
「「「......可愛いなぁ...vvv」」」
とろけている孫堅達の所に諸葛亮の兄、諸葛瑾が入ってきた。
「殿、再び書物が、今日はえ?」
「おお、瑾、見ろ、幼くなったお前の弟と他の奴らだ。」
「.........。」
「?...あ、あにうえだ!」
「......こ、孔...明...!?」
諸葛亮の兄である為、幼くなった彼を、すぐに自分の弟だと判断した諸葛瑾は、小さくなった弟を見て、唖然する。だが諸葛瑾の足にしがみついてきた諸葛亮を見て、笑顔になると、彼を抱き上げる。
「......懐かしいですね...、孔明は幼き頃、このような姿をしていたな...。」
「あにうえ、ここでなにしてるんですか??」
「ここで、一番殿の為になる仕事をしているんだよ。」
「とののお守り?」
「うん、他にもいろいろ。」
「......ところで、お前ら、」「?」
「ひとつ、気になった事があるんだが、」
「何じゃ。」
「...共通してないか?」「え?」
「あいつらに、幼き頃はどのような子だったのかと聞いてみれば、結局答えてはくれなかった。周泰の場合は、俺が知っていたので、俺が代わりに説明したが。」
「確かに...。
孫堅の言葉に、劉備は顎に手を当てながら同感する。
「もしや......彼らは何か、辛い過去を持っているからあまり誰にも知られたくないのか...。」
「だとすれば......、自分の過去の事を話さなかったのが、幼くなった原因か...?」
「もしそうなら...どうすれば...。」
三人はおさない諸葛亮を見ながら、考え込んだ。
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