物語

□登場人物
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研究所から逃げ出した、ある計画の犠牲者となるはずだった人達

その計画の犠牲者達として、皆仲良くなり、科学者達からは「生贄軍」と呼ばれている。
しかし、ある原因で皆、離れ離れになる。

周泰
上の者に忠誠を誓う、「心」を持つ男。
幼い頃、何か違うという理由で、色々酷い目に遭わされた。
12歳の時に、科学者に連れられ、研究所の何も無い部屋に、諸葛亮と共に幽閉されていた。
その時に諸葛亮と仲良くなり、やがて他の人とも仲良くなるが、言うまでもなく、一度も外へ行ったことがなく、外の人達には一切心を開かない。
呂布の誘いで、研究所から脱出。その後、平凡に暮らしていた孫権の家で身を隠すことになる。
が、全く心を開かぬ周泰は、警戒心から、いつか必ず孫権から離れようと考えている。
幼い時に捕まった為か、体型に似合わず、少し気が小さい。

諸葛亮
優れた智を持っていている為、「才」を持つ男として科学者に捕らわれた男。
兄の諸葛瑾と暮らしていたが、突然科学者達に攫われ、兄と離れ離れになってしまった。
何も無い部屋で、一番最初に周泰と仲良くなり、他の人と接しているときより、彼の相手をしていると、表情が豊かになる。
周泰同様、呂布に誘われ、研究所から脱出。
だが皆と離れ離れになってしまう。
しかし、途方に暮れているところを、劉備に助けられ、以降彼の家で暮らすことになる。

張コウ
美しい容姿をしているところから、「美」を持つ男。
元々モデルをやっていたが、その撮影の最中に、科学者達に拉致される。
だが、そこで出会った周泰、諸葛亮達とはいい仲間になる。
カプセルに入れられそうになったところを周泰達に助けられる。
脱出に成功し、趙雲と出会い、彼の暮らす家で共に生活をすることになったが、身を隠す為、モデル復帰はしない。

甘寧
喧嘩っ早く、人と争うのが何かと嫌いではないところから、「争」を持つ男。
…といっても、人を殺してしまうほどではなく、ほんとうはただ、喧嘩できる人物と喧嘩したいだけである。
何故自分が計画の生贄として選ばれたのか理解できず、捕らわれてもなお、激しく抵抗をしていた。
呂布に助けられたことで、離れ離れになった際、彼を見つけ出したいと思っている、仲間思いな人物でもある。
脱出した後、買い物帰りの綾統と出会い、一目惚れする。周泰同様、心を閉ざしている。

馬超
悪を恨む、「正」を持つ男。
悪を恨む性格の為、自分を捕らえ、諸葛亮達をも攫っている科学者達を恨んでいる。
研究所から脱出した後、月英の家に身を隠す事になる。
諸葛亮とは捕らわれる前からの顔見知りで、曹仁とは気が合う。
そして、最初は性格がそれほど合わなかった呂布とも、自分達を助け出してくれたところから、仲良い状態になっていた。

曹仁
「守」を持つ男。
甘寧とは気が合わなく、気が付けば口喧嘩して、誰かに止められているほどである。
捕らわれる前は会社員で、除晃とは同僚であり、親友でもあった。体型から判断されてたのか、運動神経が良いと知った人達にいつも驚かれていたらしい。
脱出する時、除晃と再会し、彼の住むアパートで暮らす事になる。
勿論、身を隠しながら。

呂布
誰よりも強いので、「強」を持つ男として、周泰達同様に捕まっていた男。
だがその強さからか、部屋から脱出。
科学者を束ねている者が、自分の義父である董卓である為、元から気に喰わなかった義父の計画を失敗させようと、自分と同じ、その計画の犠牲者となる周泰達を研究所から連れ出した。
しかしその途中、彼らと離れてしまう。
その時に出会った貂蝉に助けられる。
彼女と暮らしている内に、いつしか好意を抱くようになる。
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