キセキの軌跡と奇跡

□第3Q
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ある日の月曜日の朝




『やるじゃん大我!!』




頼もしい出来ことが起きた




『んん?ってか私もあれやならきゃダメなのかな………?』




それはちょっと気が重くなる
うーーん、困ったな。







8:40




朝礼が始まる5分前


朝の弱い私は覚醒しきらない頭に暖かい太陽で、うっすら半寝状態だった



タンッ…



「お、おい!あれ見ろよ!」



「っ!何やってんだぁ!?」



『………?』




急にザワザワし出した辺りに
徐々に覚醒しかけていたそのとき




「1ーB 5番!火神大我!!「キセキの世代」を倒して 日本一になる!!」



「『!!?』」



ザワ……




「びっくりしたー」




「ナニアレ?」




「よくやるー」




『ふふ……やるじゃん大我!!』




「「???」」




上で大声がしたと思ったら
下でもゆかが声を上げたので周りにいた一同はびっくりだ




そんなことに、当然ゆかは気づかない





今のはきっと彼の目標であり意気込みだろう。

覚醒しきってなかった頭だったがばっちりと目が覚めた、私もやってやろうじゃん!!




「コラー!!またかバスケ部!!」




その後先生に見つかって怒られたであろう、リコ先輩とその他1年の面々は、朝礼の間中説教をくらっていたのだろうか、5分では戻って来なかった





後でB組にてっちゃんと大我に会いに行くと、未遂だったのに怒られたこと、あれから屋上に厳戒態勢がしかれたから入部できないかもしれないとヘコんでいた




『(………うん、多分入部できないことはないと思うけど…)』




『(……ヘコんでるてっちゃん子犬みたいで可愛い!!)』



なんて思うゆかであった
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