キセキの軌跡と奇跡
□第5Q
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「おお〜広〜〜〜。
やっぱ運動部に力入れてるトコは違うねー」
「火神君、いつにも増して悪いです目つき・・・」
「るせー。ちょっとテンション上がりすぎて寝れなかっただけだ」
「…遠足前の小学生ですか」
練習試合当日
誠凛一同は海常にとやってきていた
「どもっス。
今日は皆さんよろしくっス」
その声に振り向くと
こちらに歩み寄る以前みたアイツ
「黄瀬……!!」
「広いんでお迎えに上がりました」
そして黒子を見るや否や
涙を流を溢れるほど流し出す。
「黒子っち〜、あんなアッサリフるから…毎晩枕を濡らしてるんスよも〜…女の子にもフラれたことないんスよ〜?」
「……サラッとイヤミ言うのやめてもらえますか、それにゆかさんには毎回フラれてるじゃないですか、というか相手にもされてないですよね」
「ゆかっちはいいんスよ〜!ちゃんとまだ告白してないし………でそのゆかっちは?」
「ゆかさんはまだ正式な部員じゃないです」
「ああ、ゆかちゃんなら遅れてでも来るみたいよ」