キセキの軌跡と奇跡
□第6Q
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ピッ
キュッ…
試合再開
途中ハプニングが起こりながらも再開された試合…
というかうちのママによって起こったアクシデントだが
キュッ
「あ!!」
初っ端、マークをしていた黄瀬が火神をすり抜け、笠松からのパスを受ける
「こっちもアイサツさせてもらうっスよ」
「…!!(コイツ、まさかーー!?)」
バシッ
「「おおっ!!」」
『……………(パワーまで…)』
「「おおおおおおお!!」」
その迫力のある
ダンクシュートに上がる歓声
ギシ…
ギシ…
今だ揺れるゴールを見て
やはり彼らの成長の仕方は
尋常ではないことと
また自分から遠ざかっていく彼らに少し悲しくなる。
「女の子にはあんまっスけど……バスケでお返し忘れたことはないんスわ」
その言葉に燃える火神
「上等だ!!黒子ォよこせ!!!」
キュイーン
「んおっっ、やべ」
そして決められるダンク
「おお!!」