平凡でいたい今日この頃

□ACT.2
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俺を睨んでいる会長の代わりに双子が馬鹿に告げた。

双子が言ったように俺は会長の親衛隊隊長をやっている。
別に俺はノーマルであってこんな下半身俺様に興味はないが、馬鹿の情報などをくれる、とある筋が代わりにやってくれと頼まれて仕方なくやっているだけだ。


じゃないとこいつなどに媚びなど売れるか。



「冬真親衛隊なんかやっちゃ駄目なんだぞっ!」

ガシッと俺の肩を掴み無意識にやってるのか知らないが、馬鹿はそのまま力を強めた。
俺の肩がミシミシと鳴っているのがわかった。

どんだけ馬鹿力なんだよ。
とっとと手を退けろよな。


「日野丞君…っあのね「だから悠紀だろっ!親衛隊のせいで龍二達が友達ができないんだぞ!!人が嫌がることはしちゃいけないんだからなっ!!」」

双子が馬鹿に賛同の言葉をあげ「「そのくらい児童だって知ってるのにねっ。」」と言っているが、だったら馬鹿に力の加減と人の話を遮らないことを教えて貰いたい。


そろそろ肩が本気で痛くなってきた。きっと馬鹿の手形がくっつきりのこるのだろうな…。

帰り保健室でも寄ろうかな。



不意に肩から圧迫が無くなった。
「悠紀そいつから早く退け。お前が汚れちまう。」

馬鹿から救い出してくれたのは下半身馬鹿だった。



つか下半身馬鹿その言い草はあんまりだろ。寧ろ馬鹿たちの低レベルの思考のせいで俺のが汚れる。


「退かない!冬真が親衛隊を辞めるまでここから動かないからなっ!!」

そう喚いて下半身馬鹿の拘束の中手足をばたつかせていた。

どんだけ餓鬼なんだよ。

同じ歳を相手しているというより、3歳児を相手しているみたいな感覚だな。


「日野丞「悠紀だって!」はぁー…悠紀あのね。僕は君の指図で隊長を辞める訳にはいかないんだよ。」

妥協するつもりはなかったんだが、馬鹿が余りにも煩くて素が出そうだった為嫌々ながらも名前を呼んでやった。



「なんでだよっ!龍二達がいらないっていってるんだから必要ないんだっ!」

「俺様は悠紀がいればいい。親衛隊は今すぐ解散させろ。」


「「僕たちのもいらないよ!」」




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