短編


□Ti Amo
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未来へ行くという不思議な体験をしてから5年






私は並盛高校の三年生になった





彼…ツっ君は高校に行かず、中学卒業と同時にイタリアへ向かった






獄寺君、山本君、ランボ君、クロームちゃん、雲雀さん、そしてお兄ちゃんを日本に置いて…






獄寺君と山本君は一緒に行くと反発したが、リボーン君が許してくれなかった






イタリアで4年間、9代目とその守護者の人たちと修行させられるそうだ






私もツっ君と一緒に行くと言った






獄寺君や山本君でさえ、リボーン君に言われて諦めたのに、私はどうしても諦め切れなかった





そんな私にみんな驚いていた






「ツっ君と離れたくない」



「ツっ君と一緒にいたい」






そう言った






リボーン君は、「…ツナとしっかり話し合え」と言われた






私はツっ君のところへ行き、話した






「ツっ君と一緒に行きたい」と





ツっ君は「ダメだ」といった






「なんで?」、「どうして??」






何回もツっ君に聞き返した






そしたら彼は、






「俺は…まだ弱い。このままじゃ、京子を…みんなを守れない。だから、強くなって帰ってくる。だから、京子。4年…4年だけ待っててくれない?4年たったら必ず迎えに来るから」






そう、言った









あれから4年…






ツっ君、もう4年たったよ??






早く…早く迎えに来て…?





あの場所…ツっ君が私に全てを話してくれたあの川原で待ってるから…






芝生の上に座りながら私はツっ君が迎えに来てくれるのを毎日待っている






早く…





早く…














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