短編
□恐怖
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私がツっ君の妻になって1年がたったある日…
「は?ヴァリアーがくる?何で?」
「知るか」
「だって、あいつら俺が任務任せる以外好き勝手やってんじゃん。何、いきなり来るって」
「10代目、気をつけてください!奴らは何をするかわからないので…」
「まぁ、あいつらもそこまで馬鹿じゃねぇだろ。それにちゃんとツナのことをボンゴレ10代目として認めてるみてぇだしな」
「しかし、リボーンさん…」
「ねぇ、ツっ君」
「何?京子」
「お客様が来るの?」
「…あいつら、客なの?」
「断じて客ではありませんよ」
「どんな人たち?」
「ん〜…キャラの濃い奴らだよね?」
「そうですね」
「私会ったことある?」
「あるぞ」
「うん、あるね。2回ほど…」
「えっ!?いつ!?」
「1回目はリング争奪戦だね…」
「もしかして、お兄ちゃんがリングで戦ってたとき…?」
「そう。あの時は敵だったからね…もう1回は未来に行って白蘭と最後の戦いのとき」
「えっ…もしかして…敵の頭を銃で撃った人…?」
「うん…アイツがボス。あと知ってるのはスクアーロかな?」
「スクアーロ…さん?」
「ほら、チョイスの時からいた、銀髪の長髪で鮫の匣持ってた人」
「ユニちゃんを守るために1人でアジトに残って戦ってくれた人?」
「そうそう」
「敵になると厄介だが、味方になると頼もしい奴らだぞ」
「しかし、奴ら何をするか分かりません。奥方、気をつけてください」
「うん…」
「で、いつ来るの?」
「明日だそうだぞ」
「明日、ね…」
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