短編


□恐怖
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〜翌日〜














今日、ヴァリアー(?)というお客様が来るってツっ君言ってたな…




でもどうして獄寺君は警戒してたんだろう…?





そんなことを考えながら廊下を歩いていると、知らない人たちの声が聞こえてきた








「う゛お゛ぉぉぉい!いつになったら沢田の執務室に着くんだぁ!?」



「しししっ、俺しーらね」



「っていうかー、レヴィさんの案内間違ってたんじゃないですかー?」



「(ギクッ)」



「ム…レヴィ、君図星だね」



「ほーんと、どうしましょう」



「………」







もしかして、この人たちがお客様…?







「あの…もしかして、ヴァリアー(?)の方々ですか…?」



「そうよー。あら?貴女もしかして、笹川了平の妹さん?」



「何言ってんだよオカマ。んな訳ねーじゃん」



「ぜんぜん似てないですしー」



「はい。そうです」



「「「「「…は?」」」」」



「いつも兄がお世話になってます」



「マジかぁ…」



「ム…驚いたよ」



「よ、妖艶だ…」



「…レヴィ」



「はっ!何でしょうかボ





《ドカッ》





「ごはっ!!」



「きゃっ」



「大丈夫よー。レヴィだから」



「おい…女…」



「は、はい」



「沢田綱吉の執務室に連れて行け」



「ツっ君のですね?こっちです」



「…ツっ君だぁ??」



「はい」



「ぶはっ!!」



「??」



「前からそう呼んでたんですかー?」



「いいえ。前はツナ君って呼んでました。付き合い始めてからは、ツっ君です」



「じゃあ、今も付き合っているんだね」



「いえ?もう夫婦なので…」



「「「「「…え??」」」」」



「マジで?」



「はい」



「いつ結婚したんですかー?」



「1年前です」



「今、何歳だぁ!?」



「18歳です。もうすぐ19歳ですけど…」



「…聞いてねぇ…」



「え??」



「沢田綱吉が結婚していたことだ…まぁ、大体理由は分かってるがな…」



「??」







そんなことを話しているうちに、ツっ君の執務室についた







「あ、ここです」





《コンコン》





「ツっ君?入っていい??」



「いいよ」





《がちゃっ》





「どうかした?京子…って「、XANXUS!?」



「迷ってたから…声かけたら、ツっ君のところに行きたいって言ってたから案内したの」



「京子!!何もされてない!?」



「?何もされてないけど…」



「本当に!?」



「うん。本当だよ?」



「…オイ、沢田綱吉…」



「何、XANXUS…ってか、何しにきたの?」



「あ?…打ち合わせに来ただけだ」



「何でこんなに大勢で…」



「勝手についてきた」



「う゛お゛おぉぉぉい!!沢田ぁ!!結婚してたなんて聞いてねぇぞぉ!?」



「あれ?言ってなかったっけ?」



「言われてないわよぉ!!」



「しかも笹川了平の妹っていうのにも驚きだよ」



「それもそうかもね」



「っていうか、レヴィコイツのこと見て“妖艶だ "とか言ってたぜ」



「…レヴィ、どこ」



「さっきボスに蹴られて廊下に倒れてるはずですー」





《ピッ》





「あ、隼人?今すぐ執務室来て」














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