yuugiou(short)
□my sweet honey
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「私のものだ」 「いーや俺のだ!」 「僕のですよ兄様方」 「俺の藍羅に手を出すとは…いい覚悟ではないかッ!」 「うぜぇ…俺に決まってんだろ」
『ハァ…』先程から言い争っている五人を尻目に何でこんな事になったんだろう。とため息をつく
遡ること 約数分前。私はトロン一家の住処(美術館みたいな)に手作りのケーキを届けに行った トロン ケーキ好きだからね
長男のXさんにケーキの入った箱を渡したんだ。今思えば それが駄目だったのかもしれない…
Xさんは何でだろうか。「藍羅が私に…やはり藍羅は私の 」とか言葉を言い掛けたんだけど どっからか現れたWがXさんに蹴りを入れたせいで 遮られてしまった
幸い Xさんは避けたみたいだけどね
そっからなんか二人が揉め初めた
「本当のことをいってなにが悪いんだ?」「おもいっきり間違ってるぞ?藍羅は俺のだし」 とかなんとかいう内容で。
そっからVが「兄様たち!おやめ下さい!藍羅は僕の物ですから。無駄な争いは醜いですよ?」 と意味不乱入してきたんだ
どこにいたんだよ。