ハウルの動く城

□出会い
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これは、ソフィーがハウルの城に入ってきた次の日の朝の話


ドンッドンッ


階段からおりてきたのは、小さい少年と少女だった

マルクル)だれだろう?…いつ入ったんでしょう?


不思議に思う少年と何か考えた様子の少女


ソフィー)うっうーん


マルクル)そこもとは何者じゃ?

ソフィー)カリシファーが入れたんだよ

おいおい、カリシファー何入れちゃってんの?


カリシファー)荒地から勝手に入ってきちゃったんだよ


慌てて説得するカリシファー


マルクルはというと、朝ごはんの準備をしていた


あっ、ちなみに私は固まってますよ


人見知り…てか不信症なんですよ


そんな私に話しかけてくるソフィー


ソフィー)私は、ソフィーよ。あなたは?


ムリだよぉ


一対一で話せるわけがない


涼菜)えっと……(ガチャ


マルクル)ハウルさん、おかえりなさい
王宮から手紙がきてますよ
ベンキンズニもペンドラゴンにも


ハウルが帰ってきた途端、私はハウルに抱きついた


最初はわけがわからない表情をしていたが、


ソフィーを見て納得したようだった


ハウル)涼菜…部屋に戻ってなよ
僕のすぐに上にいくから


コクリと頷くと涼菜は上に上がって行った


涼菜がいった途端、さっきまで優しそうな顔をしていたハウルが


冷たい表情になった
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