黒子バスケ
□降赤
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すぐにすやすやと寝てしまった。こうなると赤司は簡単には起きないはず。少しほっとした降旗は赤司の寝顔を見てくすっと笑う。
降旗は赤司をかわいいと思いながら見ていると自然に動いて口付けをした。
幸い赤司は起きない。手で支えて寝転がせベッドに仰向けに寝かせた。そしてその右隣に降旗が寝転がる。
起きない事を良いことに両手首を適当な紐で結ぶ。
まだ起きない。首筋に舌を這わせると体がピクッと反応する。シャツの裾から手を潜り込ませて体に触れていくとそれでようやく起きたようだ。
「何してるの、」
思いきり睨まれる降旗。ただ今は両手が動かせない状態、胸の突起に触れて指で摘まむ。
「楽しい事っす…」
赤司の体は順応に反応するもこちらを睨んだままだ。
するすると腰に指を滑らせベルトを外して下衣を脱がす。そうして手を自身に宛がう。
「…っ」
赤司の顔がみるみる赤く染まり腕の紐を外そうともがくが、降旗の手は払えず自身を直接触る。
「糞降旗…ッ」
顔を歪めて屈辱を味わう赤司、それを手で掴みゆっくり扱く。赤司は唇を噛み締め声を我慢する。
「あ、あぁッ…ん…!!」
「どうしましたか…?」
手を止めて赤司の上に覆い被さり目を合わせる。