黒子バスケ
□降赤
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「…は、何勝手にしてるの、」
息を整えた赤司がいつもの雰囲気を漂わせて頬を染めて睨み付ける。
「何って…いい事っす。いや、ね、赤司あんまりこういう事させてくれないですから…ね汗それから赤司さん…かわいくて…」
幸せそうにへらっと笑う降旗に赤司は苛々した。縛られていない足を使って逆転してやろうとも思ったが降旗は赤司の考えを読んだように足を左右に広げて両手で固定した。
「降旗…」
「なんすか?」
「殺すよ、」
「…っ」
いつもの条件反射でビクッと肩が跳ねる。赤司がもう一度殺すという言葉を繰り返すと降旗はなんとか言い返した。
「…っ、別に良いですよ。その代わりマジでヤりますから…赤司さんが居やがっても最後までしますから…」
「殺すよ、」
「良いですよ」
「…ちっ」
唯一の文句が聞かず舌打ちする。だがそれにも降旗は怯まない。それどころか大股を広げたままのそこに顔を近付けて自身を舌で撫でる。
「っあぁ…っ」
黙って先端から舌を絡めていく。
「ちょっ…、っ、止めっ…本当に殺すよ!!」
降旗は一度んー…と考えるがニコッと笑って言った。
「…もう覚悟は出来てますよ」