テニプリ
□仁王柳生
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「それで、貴方は何をしているんですか?」
「何って見て分かるじゃろ?」
「理解したくも有りませんが。」
「柳生、現実を受け入れる事も必要じゃよ」
ニヤニヤと悪戯っ子のような笑みを浮かべる仁王君に私は跨がられている。
「仁王君離れなさい」
「嫌じゃ」
そう反抗するとシャツに手を掛け釦を一つずつ外していく。
手は上に手錠で繋がれており身動き出来ない状態。
いかにも趣味の悪い彼がしそうな事です。
体を捩らせ釦を外す事を阻止しようとしても手は止まらない。
「退きなさい!」
「柳生が大人しくしとったら一時間後になー…」
シャツを開き平らな胸元をひやりと冷たくなった手で撫で回される。
「っ..仁王君!」
「なんじゃ?」
あまりの冷たさに一瞬背中を反ってしまう。
「止めなさいっ」