小説
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金「来たっ!!この時が来たっ!!」
赤「バレンタインかぁ…今年は何作ろっかなー」
金「先輩男なのに作る側なんすか?女子力高いっすね〜」
赤「…一言多いからゴーの分作ってやんない」
金「謝りますすみませんチョコめっちゃ欲しいです」
赤「冗談だよ、言われなくても作るから大丈夫」
金「先輩の冗談はガチで怖いっす…で、いつもはどんなの作ってるんすか?」
赤「そーだなー、凝らないとブルーにいちゃもんつけられるから毎年違うのを作ってるよ」
金「違うのって…」
赤「11そこらの時は生チョコとかトリュフとかてきとーに作ってたんだけど…最近はケーキとかパイとか?クッキーもただ型にいれるんじゃなくて、絞って形整えたりとか…」
金「…先輩」
赤「…ん?」
金「女子力高いっす」
赤「……そんな高い?」
金「11そこらで生チョコとかトリュフとかをてきとーで作れる辺り高くないすか?」
赤「それは女子力とは言わないよ」
金「そっすかね?」
赤「言わないよ、絶対」ニコッ
金「あぁもうその笑顔止めてください怖いっす」
赤「別に何も言ってないよ?…それで、今年は何がいい?」
金「…へ、俺?」
赤「うん…今年はゴー優先」
金「いいんすか?」
赤「う、うん…だって…その、俺達…」
金「恋人同士だからっすか?」
赤「……………うん」コクン
金「(何このカワイい生き物)そっすねー…アイス、とか…作れますか?」
赤「それくらい作れるよ?というかアイスでいいの?」
金「…はい」
赤「分かった。じゃあ材料買って来なきゃだな。今から買い出しに行くんだけど、ゴーもおいでよ」
金「い、いいんすか?」
赤「ゴーの好みに合わせたいし」
金「分かりました!!先輩と二人きりだったら荷物持ちでも何でもしますよ!!」
赤「突然テンション上がったね」
金「だって先輩が不意打ちの買い物デートに誘うから…!!」
赤「…行くよ」プイッ
金「ああ、はい!!(耳赤いなー)」
赤(あー俺頑張った凄く頑張った)
レッド先輩を積極的にしようとした結果がこれだよ…
2013.02.05 過去拍手文