ごみ

□いつまでかの
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ゆっくり溶けていった僕らの脳が









いつの間にか夜が占めた外。
明かりが消えない部屋の中で、この部屋の主、ジェイド=カーティスは約一日前か
ら紙と戦闘していた。
夜が晴れれば臨戦状態の敵国、キムラスカに視察だ。
そんな実際には何日で帰ってくるか分からない厄介ごとと、その間自分がいない
期間の代理についての書類が自分を待っている。


「はぁ・・・・・・」

ペンを持つ手を書類から引き離して、くるりとペンを一回転。


つまらないたいくつだだれかにまかせてやりたいちょっとさすがにねむいこのやろうかみのくせに


本当にそう思っているのか自分でもよく分からない単語が重なって浮いてくる。

つまるところ、
「疲れてるんですかねぇ………」
もう年なもので。

「ボケますよー老けますよぉーアルツハイマーになっちゃいますよーー…」

駄目だ本格的に分からない。

………いっそのことここで少し仮眠でも取って朝になる前に済ませようか。

効率も悪くなってきたし。
うん。たぶんきっと終わるだろう。

不確定要素は消さなくてはいけない。
今日できることは明日に延ばすな。

などいろいろ回った。
が、
「まぁ……もう明日も今日、ですし…」
屁理屈だって理屈だ。
確か自分は開き直るのが得意技だったはずで、
「まぁ、いっか。」
便利な言葉で締めくくった。


ベッドで寝たら起きれないかもしれませんねぇ?
いい加減なことを思いながらとりあえず机に突っ伏して寝ることにした。

寂。









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