Full Moon

□事件
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ポートガスは背中に、私は腕に“白ひげマーク”を入れてから程なくして………





 「「「うおおお〜〜〜!!」」」

 「またやりやがったエースの奴〜〜!!ドーマの一団降伏させたってよ!!」



わあああああああ!!!


そう、ポートガスが遊騎士ドーマの一段を降伏させたらしい。
それはとても凄いことで……
もう今では、遊騎士ドーマ一団は白ひげさんの傘下に入ったらしい。


 『……』

エ「…ん?何だ、モミジ?」

 『…いえ』

エ「?」


ポートガスの顔が意味不明だ、と言いたいかのように少し歪む。
頭の上にはハテナがいっぱいあった。


^^^
^^


エ「おれが2番隊を…!?」

 「ずっと欠番だったんだ お前ならみんな納得だとよ」

エ「モミジお前にも前にこういう話あったよな?」

 『ありましたが…私には不向きなので断らせていただきました』

エ「そうか…お前はずいぶん古株だろ?ティーチ」

黒「ゼハハハ!いいんだ気にすんな。おれァそういう野心がねェのさ!!やってくれエース隊長!!」

エ「…モミジは」

 『やってください。2番隊隊長』

エ「…オヤジんとこに行ってくる」







それから、ポートガスは二番隊隊長となった。
私やティーチさんのことを凄く気にしていたけど…別に気にしていなかった。
まず、私は一番隊の副隊長だから移る気など全くない。





ほどなくして

“白ひげ海賊団にまた凄い奴が入ったらしい”
という噂が世界中で流れた。


その中でも大きく話題になったのが……






エ「モミジ!」

 『?』

エ「よかったなッ!!これでお前はもう追われる可能性が低くなる!」

 『…?』

エ「なんだ、知らねェのか?モミジが白ひげ海賊団に入団したって噂が流れたんだよ」

 『あぁ……そういうことですか』


これで、海軍も他の海賊団も気安く手は出せない。
そう言う意味だ



エ「これでもうお前が狙われる可能性が少しでも低くなる」

 『そうですね…』

エ「なんだ、嬉しくねェのか?」

 『嬉しいです…でも……』


巻き込んだらどうしよう…?

大好きな白ひげ海賊団……
ただでさえ、愛想のない私なのに……
好かれてない私+迷惑がかかる
それこそ、この船に乗っていてもいいことなのか。
それがよくわからない


エ「…余計なこと考えるなよ。……今からちょっといいか?」

 『?』
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