短編

□blade
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二本松で父を人質にとられた時の話しです。
だいたいは歴史に基づいて書きましたが、一部最強に捏造してる部分あります。
それでもいい方はどうぞ↓











『父上遅ぇな』


畠山義継が謝りに来て、父上が出迎えてからもうかなり経つ。



「しかし、何も騒ぎなど聴こえてきませんね。」

傍にいる小十郎が不思議そうに言う。


『what's the matter?少し様子見に行くぞ。』
「はい。」


俺と小十郎は門の所に行く。が、
父上と畠山の姿が見当たらない。それどころか、父上についていた家来も見当たらない。


『What?どうゆう事だ。』
「部屋にあがられたんでしょうか。」
『義継のことだ。何するかわかんねぇな。』
「輝宗様が心配ですね…。」


段々と不安になってくる。

さっきまで晴れていた空も、太陽が雲で隠れていて
何だかどんよりとした空気を放つ。


逆にその空気が不安を更に沸き立たせる。
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