ZZzz…。(★´-ω-).。ooO
□Electric Circus
1ページ/4ページ
ソマリアから、小さくてボロい飛行機に乗って日本に向かっていた。
戦場から離れ、次に何をするか選ぶ為に。
人の生き死にに関わる事が、面倒になってきた。
生かした処で、いずれは死ぬ。
生かした所為で、誰かが死ぬ。
神でもないのに、
人の生き死にを自分が選んでいる気がした。
あぁー、阿保くさ。
ボーッと窓の外を眺めていた。
このボロい飛行機は、ガタガタ揺れ今にも墜落しそう。
その時、飛行機は大きな雲の中に入っていった。
視界は悪く何も見えないが、雷が落ちていた。
他人事のように眺めていたが、
その時飛行機に雷が落ちた。
眩い閃光がはしり、目の前が真っ白になる。
(あぁー、死んだかなぁ。)
僅かな期待を抱きながら、
意識が途切れていった。