白銀の狼
□CODE02 新たな始まり
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リリィ「ねえ大神…[捜シ者]からは殺せと言われたけど…あんたも一緒にやらない?」
大神「…」
リリィ「あんた可愛いからさ…殺すのはちょっと惜しいのよ
なんならリリィが[捜シ者]に取りなしてやっても……///」
胸元に大神の手を引き寄せる
大神「……断る」
ゴォォ
大神「!」
刻「服だけ!?」
つまらなかったな……
暫く接近戦をしたあと
窓を割って出ていくので
ついてく事にした
リリィ「それじゃバイバイ♪」
チャキッ(スイッチを押す
ドガァァン
リリィ「あ〜あ残念★リリィの誘いを断るからよ?
リリィはね…強い男が好きなの♪」
ゴオォォォォォ
桜「んん……」
タッ
色々抱えてる遊騎君
桜「ゆ…遊騎君!?」
遊騎「ちょっと重たいからギリギリやったなぁ」
桜「ぬ!?そ…外!?いつの間に!?
遊騎君が私達を助けてくれたのか!?ど…どうやって!?
まさか…遊騎君の異能で――!?」
遊騎(微笑)
刻(や…ヤベェ!!(Д|||)
ゴールデンにゃんまるの首が!!)
刻「あ…あうつ…またキレッ……:::」
素通り
刻「!?」
母子を撫でる
遊騎「子供も赤ん坊も、無事で良かったなぁ」
桜「遊騎君……ω」
遊騎「四番つなげて」
刻「え!?オレ今ロスト中…」
遊騎「つなげろや(殺気」
桜「……あれ?大…神…!?」
・
・
・
奏音「……リリィ」
リリィ「……そっか…青い炎で爆弾の炎を防げるんだったわねぇ」
後ろから首を掴む大神
大神「さてリリィさん…[捜シ者]の居場所を教えて貰いましょうか」
リリィ「あら?そんなに知りたいの?じゃあこの手を離して頂戴
リリィを殺しては[捜シ者]の居場所は分からないままよ?」
大神「お前が言わないなら奏音に聞く」
僕は今大神に襟首を捕まれてる
面白いからいいか…
リリィ「まあ…こうしてずっと貴方に抱きしめられているのも悪くは……」
イライラしているのか
リリィの首を締め付ける零
相変わらず熱い
疲れないのかな?
大神「クズ(悪)のお前を殺す事をオレが躊躇するとでも思ったか……」
リリィ「あっ……ぐ……く……」
大神「言わないなら…このまま燃え散らすだけだ」
「カップルだww」
「イチャついてんじゃねーよ」
「これが二股!?」
リリィ「う……っ…………」
そろそろかな…
大神「ぐっ!?」
零は震え出した
リリィの仕込みが効いたみたい
大神「な……」
リリィ「あら?体の自由がきかないほど具合が悪いようね?
リリィの体に触れたからよ?介抱してアゲル♪」
奏音「…っと」
僕は零を引きずって路地裏に入った
大神「な…何を……し…た……」
リリィ「リリィの異能は[分泌]
あらゆる代謝産物を生成し、皮膚腺から分泌する事ができるの
モルヒネなんかのアルカロイド系神経毒の分泌で触れた者を麻痺させるなんて簡単よ?」
大神「ち……くっ……」
殴りかかっても
麻痺してるから動きもノロノロ
リリィ「あらあら…暴れないのよ?無駄だから
大神…リリィとキスしちゃう?コブラの猛毒で楽にしてあげるわよ?」
奏音「……悪趣味」
リリィ「でも分泌液って便利でしょ?」
奏音「……それは認める」
リリィ「大好きだよ♪」
奏音「……ん」
こういうのも悪くない
ここ数年でそう思った