白銀の狼
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【某国】
奏音｢………暇｣
少女の周囲は血と死体でいっぱいだった
それを気だるく見る少女の体も、また血に染まっていた
？｢奏音｣
ぴくっ
奏音｢虹次…！｣
｢ピョーン｣と数百はあろうかという死体を飛び越え
虹次に抱きつく少女
虹次｢もう終いだ、引き上げるぞ｣
｢ぅ…｣
奏音｢……まだ死んでない｣
ポンッ(頭を蹴り殺す
虹次｢聞こえてるだろ？｣
そうその家の回りからは
パトカーのサイレンが鳴り響いていた
奏音｢……（コク｣
虹次｢いい子だ(微笑｣
奏音｢……本当？｣
虹次｢オレは嘘はつかない
さて……頼むぞ｣
奏音｢……音速移動｣
ヒュンッ
・
・
【どっかの森】
奏音｢……誰もいない……と思う｣
虹次｢ありがとう｣
奏音｢……次は？｣
虹次｢アフリカ共和国｣
奏｢……アフリカ｣
虹次｢嫌か？｣
奏音(ふるふる)
虹次｢そうか｣
プルルッ(着信音
虹次｢捜シ者…｣
奏｢！！｣
ぷっ
捜シ者『聞こえるかい？』
虹次｢久しぶりだなとも(心友)よ｣
捜シ者『虹次…まさか手…出してないよね！？』
奏音｢手…？｣
虹次｢お前は知らなくていい
出さぬに決まっているだろ？(黒笑｣
捜シ者『冗談です^^:』
虹次｢して…用事は？｣
捜シ者『次のアフリカのボスが今回の依頼人だよ』
虹次｢うむ……本題は？｣
捜シ者『裏切られちゃった★』
奏音｢……殺し？｣
捜シ者｢正解だよ,皆殺しでヨロシク｣
｢｢了解｣｣
捜シ者｢目撃者を残さないでね〜じゃっ｣
プツン
虹次｢分かったか？｣
奏音｢……（コク｣
虹次｢今日はもう遅い
明日の朝ここを出る｣
奏音｢………｣
虹次｢少しは休憩しないと身が持たないからな（微笑｣
奏音｢（コク｣
虹次｢フッ……我が同志よ
ただ強者になるだけでは意味がない
無駄な殺生はするな……いいな？｣
奏音｢（コク｣
虹次｢……お休み｣
奏音｢ん………zzz｣
虹次｢……｣