白銀の狼
□CODE02 新たな始まり
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【渋谷の某レストラン】
雪比奈「この程度か」
リリィ「弱いねぇ★」
仙堂「…」
〜死体置き場〜
「……」
子「う…」
生きてる…
ヒュン…ピタッ
親子…
奏音「……」
『戦場に女子供は無用だ。覚えておけ』
奏音「・・・生きたい?」
母親「は……い」
ドサッ(死体を上に乗せる
奏音「眠れ…」
母親「ぁ……(-д-)Zzz」
奏音「Good luck」
命があるのも運…か
そっとしとこ…
タタタ
〜30分後〜
零…久しぶりだ…
それに桜…?
生きててくれた…
ジョーカーに
遊騎…あれが林檎の実…
コード:ブレイカーになったのか…
挨拶だけ…殺しちゃダメ…
ざわざわ
遊騎「…」
大神「どうしたんです?遊騎」
遊騎「これ…いつまでしとるん?」
桜「この手袋、昔からしてたのか?」
大神「…」
遊騎「ああそうか
それ……"あいつ"がくれたモンやしな」
「「…」」
桜「……え?」
遊騎「あぁ…そうや、思い出したわ…大神にお土産。
お土産話や!
"あいつ"…[捜し者]がここに戻って来とるよ」
大神「!」
遊騎「ぎょーさん関門くぐり抜けて、
ぎょーさん危険分子引き連れて、またこの国のどっかに潜んどるで」
桜(【捜し者】って…
【コード:ブレイカー】になってまで大神がずっと追いかけてる相手か!?)
バレてる…
進歩したね…エデンも
当たり前…か
遊騎「…また地獄になるわ」
大神「!!」
遊騎「ぎょーさん人が死ぬ…
昔(まえ)みたいに…」
ぐっ(手を握りしめる
刻「あ〜あ、言っちゃったか……
"エデン"から大神の耳には入れんなって、口止めされてたのに
遊騎はどこまで奔放なんだヨ」
桜「と…刻君も知っていたのか!?」
刻「仕方ないデショ
こいつ【捜し者】の事になると見境なくなるし」
そんなに[捜シ者]が好き?
変わらないな…
※違います!
大神「…」
ザワザワ
遊騎「そうはいかへんのや
今回は…」
刻「あ?」
遊騎「……あのな
今回の【捜し者】の【獲物(サガシモノ)】は……大神(6番)…お前や」
大神「…!!!」
そろそろ出ようかなぁと思ったら、零の後ろに座ったリリィが先に動いた
リリィ「あらまぁ…ビックリして声も出せないとは驚きねえ?
これでCODE:BREAKERだと言うんだからリリィの方が驚きよ?大神零?
ねえ奏音?」
奏音「ん?」
桜「なっ!?」
立ち上がろうとした桜を、テーブルの上にのり制圧する
奏音「……動くな」
桜「動け…ない…!」
刻「桜チャン!!」
大神「なっ!!」
リリィ「あらあら…せっかちね姫は?」
奏音「…」
リリィ「思ったより可愛いじゃない♪殺しちゃうの惜しいなぁ…」
ボタンが取れる勢いで胸ぐらを掴む
大神「あいつはどこだ(殺気」
リリィ「せっかちね
そんなに急いじゃダ・メ・よ?」
リリィの一言で
店内にいた[その他]が一斉に立ち上がる
桜「な……!?は…離せ!!」
奏「…ボソ)……ごめん」
遊騎「!」
僕は桜を腕力だけでテーブルに叩きつけた
そして立っている二人に、拳銃を突きつける
刻「ちっ…」
遊騎「…」
奏音「……動くな、全員ね」
リリィ「遊ぶんなら沢山で遊ぼうよ?ねえ……大神?
このリリィの為に死んでくれる?」