白銀の狼

□CODE02 新たな始まり
1ページ/5ページ

【渋谷の某レストラン】

雪比奈「この程度か」

リリィ「弱いねぇ★」

仙堂「…」

〜死体置き場〜

「……」

子「う…」

生きてる…

ヒュン…ピタッ

親子…

奏音「……」


『戦場に女子供は無用だ。覚えておけ』


奏音「・・・生きたい?」

母親「は……い」

ドサッ(死体を上に乗せる

奏音「眠れ…」

母親「ぁ……(-д-)Zzz」

奏音「Good luck」

命があるのも運…か
そっとしとこ…

タタタ

〜30分後〜


零…久しぶりだ…
それに桜…?
生きててくれた…

ジョーカーに
遊騎…あれが林檎の実…
コード:ブレイカーになったのか…

挨拶だけ…殺しちゃダメ…

ざわざわ

遊騎「…」

大神「どうしたんです?遊騎」

遊騎「これ…いつまでしとるん?」

桜「この手袋、昔からしてたのか?」

大神「…」

遊騎「ああそうか
それ……"あいつ"がくれたモンやしな」

「「…」」

桜「……え?」

遊騎「あぁ…そうや、思い出したわ…大神にお土産。
お土産話や!
"あいつ"…[捜し者]がここに戻って来とるよ」

大神「!」

遊騎「ぎょーさん関門くぐり抜けて、
ぎょーさん危険分子引き連れて、またこの国のどっかに潜んどるで」

桜(【捜し者】って…
【コード:ブレイカー】になってまで大神がずっと追いかけてる相手か!?)

バレてる…
進歩したね…エデンも
当たり前…か

遊騎「…また地獄になるわ」

大神「!!」
遊騎「ぎょーさん人が死ぬ…
昔(まえ)みたいに…」

ぐっ(手を握りしめる

刻「あ〜あ、言っちゃったか……
"エデン"から大神の耳には入れんなって、口止めされてたのに
遊騎はどこまで奔放なんだヨ」

桜「と…刻君も知っていたのか!?」

刻「仕方ないデショ
こいつ【捜し者】の事になると見境なくなるし」

そんなに[捜シ者]が好き?
変わらないな…
※違います!

大神「…」

ザワザワ

遊騎「そうはいかへんのや
今回は…」

刻「あ?」

遊騎「……あのな
今回の【捜し者】の【獲物(サガシモノ)】は……大神(6番)…お前や」

大神「…!!!」
そろそろ出ようかなぁと思ったら、零の後ろに座ったリリィが先に動いた

リリィ「あらまぁ…ビックリして声も出せないとは驚きねえ?
これでCODE:BREAKERだと言うんだからリリィの方が驚きよ?大神零?
ねえ奏音?」

奏音「ん?」

桜「なっ!?」

立ち上がろうとした桜を、テーブルの上にのり制圧する

奏音「……動くな」

桜「動け…ない…!」

刻「桜チャン!!」

大神「なっ!!」

リリィ「あらあら…せっかちね姫は?」

奏音「…」

リリィ「思ったより可愛いじゃない♪殺しちゃうの惜しいなぁ…」

ボタンが取れる勢いで胸ぐらを掴む

大神「あいつはどこだ(殺気」

リリィ「せっかちね
そんなに急いじゃダ・メ・よ?」

リリィの一言で
店内にいた[その他]が一斉に立ち上がる

桜「な……!?は…離せ!!」

奏「…ボソ)……ごめん」

遊騎「!」

僕は桜を腕力だけでテーブルに叩きつけた
そして立っている二人に、拳銃を突きつける

刻「ちっ…」

遊騎「…」

奏音「……動くな、全員ね」

リリィ「遊ぶんなら沢山で遊ぼうよ?ねえ……大神?
このリリィの為に死んでくれる?」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ