白銀の狼

□CODE02 新たな始まり
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リリィ「大神零、このリリィの為に死んでくれる?」

桜「お…大神っ」

大神「…」

「……ほらどうした?小僧、何とか言ったらどうだ?」

「びびって返事も出来ないか?」

零は「どかっ」と椅子に座る
慣れてる証拠だね

大神「店員さん‥コーヒー2つ追加で」

「な!?」

大神「こうなったら仕方ない
ゆっくり聞かせて貰いましょうか、[捜シ者]の居場所を」

「ふざけるなっ!!!」

銃を突きつけられようが動じない
あの人譲り……

大神「奴はどこにいるんです?教えてくださいよリリィさん
なんならケーキもう1ついかがです?」

リリィ「あんた……面白いね
リリィはカフェ・オレでお願いねω」

一人が暴走して
ソファーにナイフを突き刺す

「粋がるなよガキが!!」

反動で頬が切れる…
丈夫だからだ大丈夫だろ

「兵士から子供まで頼まれれば
何でも殺す
中東じゃ[赤き死神]と呼ばれた俺様だ★
何なら目ん玉からくり貫いてやっても……」

大神「ゴチャゴチャ言ってねーでさっさとコーヒー持ってこい」

「な…!?き…キサマアァ!!」

奏音「耳痛い…」

「これを見やがれ!!次はお前等の番だ…!!」
刻「……全員殺して成り済ましてたのか」

遊騎「・・・」

桜「な…なんて事を……」

「おっと…まだ二人ほど残っていたかww妊婦を殺すのは何年べりかぁ?」

殺す……?

大神「…」
「この腹をさっかばく時がまたサイコーなんだ……よな!!」



『女子供は戦場には無用』



桜「や…やめろー!!!」

体が勝手に動いていた

パキパキ

「な…体が…凍って…?」

リリィ「……奏音?」
奏音「……女子供は、戦場には無用
愚者は、消えろ……水蒸爆煙霞」

「た…助け……」

ドガァァン

桜「仲間割れか…?」

「ちっ…標的はどこに…」

ガシッ(男の手を掴む

「い…いたぞ!!」

大神「全員燃え散りな
目には目を
歯には歯を
悪には悪を」

ドゴオォォォォ

大神「ゴミ(悪)が……
コーヒー1つまともに運べねえなら店員も失格だな」

桜「お…大神……」

リリィ「強いのねぇ…大神
噂通り、アンタの異能には普通の人間じゃ太刀打ちできないのねぇ
でも…[捜シ者]には敵わない」

大神「…」

リリィ「分かっているでしょう?異能者がCODE:BREAKERだけではない事を……
[捜シ者]の下には沢山の異能者が集まって来ている
こんな光景が今にそこら中に広がるの…[捜シ者]がこの国を戦場に変えるの」

桜「な…なに!?
一体何の為にそんな事を…!?」

リリィ「さあねえ…知らないわぁ★そんな事どうでもいいし
楽しきゃ良いの(微笑」

桜「な!?」

奏「……桜達には、一生、分からない」

桜「なぜ私の名を?」

零「奏音!オレと来い!!お前はそっちにいるべきじゃ…」

僕は大きく息を吸った

奏音「零…君とは混じれない……
……否、混じらない」

零「っ!!!」
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