pensee
□広がる希望
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あの壮絶な戦いから、一夜が明け・・・
病院の一室には、茫然と立ち尽くす猿飛の姿
その目の前には、ベットの上で静かに眠るマナミの姿があった。
猿飛「――――マナミ・・・」
その声は、静かな部屋にポツンと響いた
―――コンコン
部屋のドアがノックされ、振り向くと・・・そこにはカカシ達が立っていた
カカシ「――――マナミ・・・」
ガイ「ヒルゼン様!マナミが・・・マナミが九尾と戦っていたというのは本当なのですか!!」
猿飛「・・・どうやら、もう隠し通すことは出来そうにないのぉ」
紅「こんな小さな体で、あの九尾に立ちはだかるなんて・・・」
アスマ「チッ何がどうなってんだ・・・一体」
目を覚まさないマナミ
そして何も話さない猿飛に
4人は苛立ちを覚えた
カカシ「マナミの・・・マナミの意識はいつ戻るんです」
猿飛「それはワシにも分からぬ・・・
忍術の使えないはずのマナミが、あの九尾を相手に戦っていた――
それだけでも体にかかった負担は、計り知れん程じゃろう・・・」
そして猿飛は、昨日の夜の事を思い出した