pensee
□涙の帰郷
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マナミ『あともう少し・・・(木の葉の周辺には音と砂が隠れているはず・・・気は抜けないな・・・)』
気配を消し周辺を探りながら木の葉へ向かっていた時だった
マナミ『!!!!』
マナミの目に飛び込んできたのは、おびただしい数の砂忍と音忍だった
マナミ『(今ここで仕掛けるのは容易い・・・だけど、大蛇丸の居場所が分からない以上
迂闊に行動するのは危険ね・・・―――)』
目の前にいる敵を放っておくのは気が引けたが、マナミは気づかれないようにそこを後にした
そして、木の葉の城壁の近くにつき用意していたマントと仮面を被り息を吐いた
一族の生き残りであるマナミは、いつ命を狙われてもおかしくない・・・
その為、人前に出るときは顔を隠せと自来也に再三注意され続けていた為だ
マナミ『(この景色・・・本当に懐かしい・・・久しぶりの帰郷がこんな形になるなんて思ってもみなかったけど・・・
今は―――――木の葉を守らなくては)』