小説部屋

□ガキじゃない
2ページ/4ページ




「「「ええーーーーー!!!!」」」


メリー号の中で3人の声が響いた。





今から5分前。



メリー号をもらい、新しくウソップが仲間入りした。
そこで、ウソップの提案でみんな自己紹介しようという事になったのだ。


「じゃあまずはルフィから!」

「おう!おれは海賊王になる男だ!」

「それ自己紹介になってねーよ!」


ウソップが即座につっこむ。


「バカだとは思ってたけど…。あ、私はナミよ。」

「ロロノア・ゾロだ。」


「こうやって自己紹介するんだよ!分かったかルフィ?」


「分かった。ぼんやり。」


絶対分かってない…。
3人ともそう思った。

一体今までどう生活してきたのか…。


「自己紹介もできないなんて…。はぁ。」


ナミはため息をついた。


「ガキかよ。こいつはよ。」

「失敬だな!おれはガキじゃねえ!」


よく言えるものだ…。
3人はそう思った。


「どっからどーみてもガキじゃない。」

「だからおれはガキじゃねえって!」


ブーブー怒ってる姿がガキっぽくてかわいらしい。

そして、ルフィは衝撃的な発言をした。





「おれはもう17だ!」




「「「ええーーーーー!!!!」」」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ