小説部屋
□ガキじゃない
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「「「ええーーーーー!!!!」」」
メリー号の中で3人の声が響いた。
今から5分前。
メリー号をもらい、新しくウソップが仲間入りした。
そこで、ウソップの提案でみんな自己紹介しようという事になったのだ。
「じゃあまずはルフィから!」
「おう!おれは海賊王になる男だ!」
「それ自己紹介になってねーよ!」
ウソップが即座につっこむ。
「バカだとは思ってたけど…。あ、私はナミよ。」
「ロロノア・ゾロだ。」
「こうやって自己紹介するんだよ!分かったかルフィ?」
「分かった。ぼんやり。」
絶対分かってない…。
3人ともそう思った。
一体今までどう生活してきたのか…。
「自己紹介もできないなんて…。はぁ。」
ナミはため息をついた。
「ガキかよ。こいつはよ。」
「失敬だな!おれはガキじゃねえ!」
よく言えるものだ…。
3人はそう思った。
「どっからどーみてもガキじゃない。」
「だからおれはガキじゃねえって!」
ブーブー怒ってる姿がガキっぽくてかわいらしい。
そして、ルフィは衝撃的な発言をした。
「おれはもう17だ!」
「「「ええーーーーー!!!!」」」