ジャジャジャジャーン!
□転
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『お返しします』
「これはヒノのだから」
『頼んでもいません。ハンジさんが責任持って返してください』
「渡さないとリヴァイに怒られるから」
リヴァイさんが黒幕かよ。
本当何なんですか、貴方は。
『どうして私に届けたんですか。理由が分かりません』
「勧誘?」
『は?』
思わぬ展開に力を緩めてしまった。
それを狙っていたのか、ハンジさんは袋を押し返し逃亡。
「じゃあ、そういうことで!」
『ちょっとハンジさん!』
逃げるハンジさんを追いかけた。
あの人の体力が尽きるまで走ってやるこの野郎!!
『返します!!受け取ってください!』
「本人に直接返せば?」
『・・・目の前にハンジさんが居るので返します!』
こうなったら資料と一緒に渡せば良かった・・・!!
リヴァイさんと会えるのは俺得だけども!
何かと気まずいんだよ!
何年振りだ?
・・・七年振りか。
ていうか逃げ足速いな!!