ジャジャジャジャーン!
□実
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『・・・で、こうなるんですね』
「早く早く!あー楽しみだなあ!」
皆、そんな哀れみの目で見ないでください。
お願いします。
椅子に座らせられ、もう逃げられない。
机の上には白い粉薬と水。
ハンジさんが急かしてくる。
皆が可哀想に、と見てくる。
『・・・っ、』
ゴクリ、と喉を鳴らした。
変な汗が出てくる。
やってやろうじゃないの・・・!!
粉薬を手に取り、口に入れる。
そして水で流し込んだ。
「大丈夫なのか、あれ・・・」
「分からん・・・」
「うわあ・・・」
おい、誰だよそんなこと言ってるの!
更に不安になるでしょうが!
ゴクン、と飲み込む。
口の中に苦味が広がった。
超にげぇ・・・!!!
もう一回水を飲んだ。
結局実験台になりました。