09/13の日記

22:22
多分、照が厨二の時の日記。
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9月○日



言葉では言い様のない「何か」が、体の底にいつもある。それは昼間は少しも存在を表さないくせに、夜になると時折のそりと黒く長い体で這い出してきて、私の中で、きょろきょろと目玉を動かしているのだ。

何か、が、何なのか、何の塊なのか考えてみると、ある日には「寂しさ」であって、ある日には「焦り」だった。またある日には「不安」であり、結論としては私の中の感情諸々の暗くて重い「何か」なのである。その何かを、追い出すのは難しい。あれは身体中がベトベトとしていて、歩く度にそのベトベトを床に壁に落としていくからだ。

右手を伸ばせば、その関節が伸びた時にベトベトが壁に飛ぶ。左手なら左側に。右足なら、床に。そのこびりついたベトベトが、いつまでも取れない。これはとてもやっかいなことだ。

それを取る為に、精一杯の楽しいことを考えてみたり、好きな人のことだとか、言われて嬉しかったことだとかを考える。そうすると、少しベトベトは隠れる。隠れるが、ある。



このベトベトを消してくれるのが何なのか、それがとても知りたい。




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最初の数行を使って、マトか照の話を書こうととりあえず思い付くまま進んでみるも、何も浮かばないまま(形にならないまま)終わりに近づき、最終的に私の中で、


はやく王子さまに会いたいな(ハート)

くらいな、夢見る夢子ちゃん的な呟きだなってなことで、中学生の照が鬱々とした夜に書きそうな日記ってきっとこんなかんじな今日の日記。

良かったな、お前の何かを消してくれるの月タンだからそのうち出会うぜっ(きらんっ)みたいな感じで、中学生照に未来から来た見知らぬ誰か設定の私が教えてやりたい。なにをバカな…とか言いつつ、ちょっと信じちゃう照が可愛いと思うがなにをバカなは、私のことを言うのだな。うむ。大丈夫これでも平常日常通常運行。頭…わいてるなぁ…

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