◆三国無双夢◆

□策×瑜 『夫婦のカタチ』
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…ギシッ…

孫策はベッドから降りると、乱れた髪を整え始めた。
周瑜はまだ怠さの残る体をゆっくりと起こし、着物を羽織る。

「伯符。」

「あん?何だ公瑾。」

孫策の背に、冷たく鋭い視線が突き刺さる。

「お前ー…浮気しただろ。」

髪紐を結ぶ手がピタリと止まる。
孫策の頬を、冷ややかな汗が伝った。

「ばっ…馬鹿だなぁ。お前以外に誰がいるってんだよ…なぁ。」

明らかに動揺した声、そして視線を合わせぬ孫策の姿に、周瑜はフウと息をつき、優しく微笑む。

「まったく…。」

ベッドから降りると、孫策の背に抱きついた。

「別にいいよ。」

「公…瑾…?」


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