◆三国無双夢◆
□泰×甘 『よくある話』
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『よくある話…』
朱に塗られた廊下を孫権は、顎にたくわえられた髭を撫でながら歩いていた。
「んっ!?」
とある部屋の前まで来ると、何やら話声が聞こえ、思わず立ち止まった。
《入室禁止》
と貼られた部屋からは、聞き覚えのある声。
「甘寧と周泰か…?」
ふと、孫権の脳裏を不安がよぎる。
(甘寧と周泰が…○※△!!)
二人が裸で抱き合う姿が、浮かんでは消えていく。
その不安を払拭すべく、扉に耳をあて中の様子を伺った。
「サイズは問題ではない。要はテクニックだ…。」
「お前のモノ
は長すぎるんだよ!よく納まったな。」
「ブツブツ言わずに集中しろっ!」
(甘寧のはデカ
くて…周泰のはナガい
っ!!)
孫権の脳裏では、象さんがパォォンと鳴いている。
体はガタガタと震え、大量の汗が流れ出た。
「もっと腰を落とせ…。」
「くぅぅっ…これ以上はぁっ!」
部屋の中では、どのような光景が繰り広げられているのだろうか…。
「しゅ…周泰…も…もぉ限界…。」
(えっえっえぇぇぇ〜っ!!)
禁断の愛
頭に浮かぶのはいかがわしい光景ばかり…。
「ただやみくもに攻めてもダメだ…。相手をよく見ろ…。」
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