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□No.2
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あれから、月日がたって……


ザシュ

巨人の項の肉を削ぐ音と、回りの雄叫びが重なる。

「巨人に勝った!」

誰かがそう言った。私は巨人を倒した実感がなかった。すると、リヴァイ兵長が私の前まで来た。

『?』

リヴァイ兵長がいきなりこっちに来た。

ポンポン

『///』

急にリヴァイ兵長が頭を撫でて来たのでびっくりした。それと同時に兵長にもの凄くドキドキした。

リ「よく頑張ったな。ここまで来れたのはお前の力があったからだ」

そう言って少し笑った兵長にまたドキッてしていた。絶対に顔が赤い。

『ありがとうございます///』

すると、少し離れたところから悲鳴が聞こえて兵長と一緒に見た。するとそこには…巨人がいた。

『ヤバい!』

リ「明日香!」

私は兵長の声も聞かずに走って行った。

悲鳴を上げていた子に近づいたその時だった巨人が私たち2人を手で握り潰したのだ。

『う"ああぁぁぁぁ!』

「う"……ぁぁぁぁぁ」

2人でもがいていたら…

ザシュ

削ぐ音が聞こえた。

リ「明日香!」

兵長が近寄って来た。でも、あの巨人は容赦なく握り潰したため重傷だった。あの子は即死だったみたい。皆の泣く声が聞こえるから。

『へ…い、ちょ』

リ「喋るな」

と言って、てを握ってくれる兵長

『わ、たし、も、だめみた、い、です。』

リ「喋るな!」

『へ…い、ちょう。わ、たし、から、の、さ、いご、の、おね、がい。』

リ「最後なんかじゃ」

『生きて…』

その言葉に回りにいたハンジさんやらエレンやらミカサやらが泣き出した。

リ「お前も生きるんだよ!」

『そ、れは、むり、だよ。』

最後にこの言葉は伝えなくちゃ

私は、泣いているリヴァイ兵長を見て、リヴァイ兵長は泣いている私を見て私は伝えた

『す、き』

リヴァイ兵長は驚いていた。

リ「俺だって!…俺だって明日香の事が好きだ!」

『あ、りがと。ら、いせで、あお、うね』

そう言って手を伸ばすがリヴァイには届かずに落ちる。

リ「明日香!明日香…」

全員その場で泣き崩れた。
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