とりあえず行こうぜ
□4.捨てられた小さな竜
1ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
「さーて、出発しますか……あれ？」
なんか、草むらのなかに、いるのか？
『……兄貴、あれポケモンだ！』
「よし、様子見にいくか」
ポケモンと聞いて即答した
いや、だってさ、もしかしてなんだけど、怪我とかしてたら大変じゃん？
ガサガサ
『っ、う……』
傷だらけの青い体に、苦しそうな顔をしたミニリュウ
「えっと、ミニリュウか？｣
『人、間……？』
あ、驚かれた……しかも後ずさりされた！
「驚かせるつもりはなかったんだが……」
『兄貴、ミニリュウ気絶してるよ』
「え……」
と、とりあえずポケセンに行かなくては！