フェアリーテイル

□#01
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どれだけ歩いただろうか

街が現れるわけでもなく

ただ山の道をずっと歩いている




『、、これから、どうすれば、、』








食べ物もほとんど
食べることなく


痩せていた体はもおちょっと
小柄になった気がする







それでもテコテコ歩いていると、、





「、、ぅう、、、ぃてて、、」





私の目の前にあらわれたのは

傷だらけの、、、猫???

しかし足と手のはえかたが

すこしおかしい、、、



それより!!!




『、大丈夫?、、』




「、、ぅわっ!!」




驚いたのかかなり後ろに下がっていった猫




「誰だお前?、、俺様になんの用だ!」



なんてかなり言い方はキツいけど

その姿を見ていたら

憎めない。かわいい、、、




『、、、私はカエデ、、あなたは?』




「、、ふ、ふん!お前に名乗る名前なんかねーよ」



そういい、怪我をしているところを
おさえ

いててと顔をしかめているその猫


あんまり痛そうなので

近づいて癒しの魔法を使ってしまった





「お前、、、魔導師か?、、」



『うん、、じっとして』




ポワーンと白い光につつまれ
傷のあったところは

綺麗になおっていた
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