フェアリーテイル
□#01
2ページ/6ページ
「、、、とりあえず助かった、、、俺はメオだ、、」
やっと自己紹介してくれた
『、、いいえ、、、』
もちろん私も人見知りじゃないと言うわけではない
「、、それよりお前、、滅竜魔導士か???」
『え?』
「いや、魔力が滅竜魔導の魔力だったから、、」
『、、、うん、そおらしい、、けどパパはあまり人に言うなって、』
「、、俺様は人じゃないがな、エクシードだ覚えとけ、、それとお前カエデって言ったな、、?」
『そお、だけど、、?』
「一人なのか?」
一人なのかと聞かれ
昔を思い出し悲しくなって苦しかった
『、、、、パパは、私の前から消えた、、、だから今は一人、、でも!絶対パパを探し出してまた楽しい日にする!!』
そう言った少女の目は真剣だった
そんなカエデに
惹かれたのか、、、
「なら、俺様も一匹だったし、お前のパパ探しに付き合ってやるとするか、、。どおせ暇だしな、、、」
『ぇ??、、』
「勘違いすんなよ!!ただ俺様は暇つぶしについていってやると言っただけだからな!!」
そんな必死なメオに笑みがこぼれた
『よろしく、メオ』
「よろしくな、おちびちゃん」
『うん!!!、、、、は??!』
「だってお前まだ10くらいだろ??」
『多分、、、わかんないけど、、』
そんなたわいない話をしながら
私達はどこというわけでもなく
歩いていった