短編

□夏といえば
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夏といえば 二年生で水遊び

「あ〜づ〜い〜」
「三郎次うるさい」
「あ!久作井戸行くぞ!」
「はぁ?井戸?」
「水浴びだ!」


そんなこんなで水浴びしてます。


「あー……気持ちいい」
「確かに気持ちいいな」
「あ、四郎兵衛だ」
「本当だ」
「「…………」」


三郎次とにぃと顔を見合わる。


「「しーろべ!」」
「なんなのだぁ?っぷ!」
「どうだ?」
「気持ちいいだろ?」
「うん!気持ちいい!ぼくもまざる!」


今度は三人で井戸に向かう。


「くらえ!」
「うお!?」
「気持ちいいんだなぁ」
「あー海行きてぇ」
「川ならこの前委員会で行ったんだなぁ」
「へぇ、いいな」


あ、あれ左近だ。
委員会終わったんだな。


「左近もいるぞ」
「よーし!今度はぼくも行くー!」
「じゃあ行こうぜ四郎兵衛!」
「おー!」


あ、結構勢いよくかかったな。
あーぁ、左近に怒られてやんの。


「でも、気持ちいいよぉ?左近も遊ぼうよぉ」
「う……」
「そうそう」
「はぁ……どうせ濡れたしな」
「やったぁ!」


よーし、三人まとめて水かけてやるか!


「うぉ!?」
「わっ!」
「やったなぁ!」


まだまだ太陽は暑さを弱める気は無いみたいだ。
だったらもっと水遊びしてやろう!
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