神を従う女神

□第2話
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「おい、アラジン?」


アリババは少しいらだち
ながらアラジンに問う。


「なんだい?アリババ君。」


とアラジンはアリババに
首をかしげる。


「あんた、今どこにいる?」

「ん?名無しさんの胸。」


アリババの怒鳴ろうと
したけど、寝ていた名無しさんがムクッと
起き上がった。


「んー。おはよう。
アリババ、アラジン。」


胸の中にいるアラジンに
怒らず頭を撫でた名無しさん。

それをみたアリババは…


「名無しさん!!お前は
その状況見て何とも
思わないのか!?」


「?なんの状況だ。」

「アラジンがお前の
む、胸に顔を。」


アリババは顔を赤く
染め上げプシューと
なっている。
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