虜 〜メロウハニィ〜

□#6 バトルロイヤルだよ!全員集合!!
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ひ「は?サバイバル…体育祭?」


無事に期末テストも終了し普通の日々に戻る……

んなわけがないこの学校。



ト「そ。おもしろそーでしょ?」

ひ「さっぱり意味がわかんないんだけど……
1から説明してくれるかな?」

ト「だぁーかーらっ、ウチの学校って体育関係の授業が1コもないじゃん」

『だから体育の成績と内申は、年に一度の体育祭で全部決まるらしいよ』


普通の体育やりたいよね〜と祐貴は呟いていた。



拓「大学の推薦とかにも関わってくるから、みんな大本気中大本気っ!」

ナ「その名の通りサバイバル体育祭だよん」


次々と説明をしていく中ひなは理解しつつあったが、一気に理解不可能になっていく。


ひ「で、その成績は1位になったクラスから順に与えられていく……と。」

拓・ナ「「そうそう」」

ジ「あと重要なのは、各自何か一つ」

『武器を持ってきていいってことなんだよ』


祐貴はジュンの膝の上に座り説明していた。


ト「武器ってもアレだ。自分が出る種目に使えそうな物から―」

小「全てを抹消する物まで色々だ」

『ひなの場合ならお色気って手も有りじゃない?』

「色気なら祐貴の方が得意なんじゃない?
あっ!でも祐貴はおねだりの方が得意かもね」


ジュンはクスッと笑い祐貴は顔を真っ赤にしイチャついていた。



ト「つまり何でもアリって事だよ」



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