虜 〜メロウハニィ〜
□#14 白昼夢
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それは小次郎により阻止された。
小「随分と手荒い歓迎だな小諸」
佳「…一対一の闘いに手を出すとは漢ではないのぅ。小次郎」
書記3年
小諸 佳那
小「それが背後から攻撃した奴の吐く台詞か?」
佳「儂はただ祐貴に空手部に入って欲しいだけじゃ!
それにあの小娘にも素質があるかもしれんじゃろ!」
小「あってもさせるか!
それに祐貴は剣道の方が得意だ!」
剣道部師範VS空手部主将のいがみ合いが始まった。
『ひな大丈夫?』
亨「うちの小諸がごめんねー
やっぱり祐貴は生徒会に欲しいよね」
山近は祐貴達の方を見てくすくすと笑っていた。
ト「俺らは仲良くおしゃべりしに来たんじゃねーんだけど」
『私の下着はもういらないから費用の金は出しなよ』
亨「…二人してどうしたの?いつも冷静なのに珍しく機嫌が悪いね。
…もしかしてキミ達の地雷はここにあったりするのかな?」
山近はひなを自分の方へ寄せると祐貴達を見据え妖しく笑った。
『いいからひなを離せ』
ト「仲良くおしゃべりに来たんじゃねぇって言ってんだろ」
祐貴とトシは山近に向かい怒鳴った。
亨「やっぱりそうか」
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