虜 〜メロウハニィ〜
□#14 白昼夢
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亨「わーいいい事知っちゃったー」
先程とは打って変わりガバッとトシに抱き着いた。
ひ「(…えっ)」
すると山近は今度は祐貴に抱き着く。
だが勢いよく抱き着いてたせいで、そのまま祐貴を床に押し倒す形になった。
ナ「あーぁ、つかまったよん」
拓「トシも祐貴も油断しすぎー」
二人は冷静に突っ込んでいたが、ひなだけは一人状況を理解出来ずアタフタしていた。
ひ「あの3人も仲悪いんじゃないの!?」
ナ「祐貴は生徒会のお気に入りだけど、この場合山近はトシと祐貴の事が大好きな、いわゆる『トシコンと祐貴コン』なんだよん」
亨「もートッシィーも祐貴も何も反応してくれないからずっと淋しくて泣きそうだったんだよ!?」
山近は未だ祐貴を押し倒した状態で祐貴に抱き着いていた。
『重いよ亨…』
ト「いいから祐貴の上から下りろ」
亨「そういえば祐貴はあの下着いらないんだよね?」
『もういらないから』
亨「やったぁ!じゃあ貰う」
『いっつも何か私の盗んでるだろうが』
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